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山本康介

山本康介 今治出身

〜愛媛県今治市出身。小学校低学年でバレエを始め、「こうべ全国洋舞コンクール」で優勝するなど頭角を現した。
「英国の文化が好きで、子供の頃から憧れていたんです。『ロミオとジュリエット』など演劇性豊かな英国バレエにも惹かれるようになり、高1でロンドンのロイヤル・バレエ・スクールに入学しました」
卒業後、現代バレエの振付家で当時のBRB芸術監督デイヴィッド・ビントリーに誘われて2000年に入団、以後10年間、年間100回超の公演で踊った。
「デイヴィッドはダンサーへの技術的・芸術的要求水準が非常に高く、大変な目に遭ったこともあるのですが(笑)、心がとても優しくて、エイズで亡くなった友人に捧げる作品『ダンス・ハウス』で同性愛者の尊厳を守ろうとしたり、『ペンギン・カフェ』で環境問題をテーマにしたりと、世の中を良くしていきたい、という気持ちが強い人です。
多くを語らないタイプで、彼の下で働いていた時は気付かなかったのですが(笑)、芸術は、根っこのところは人間性であることを学んだ気がします」
新型コロナで山本さんの今年の予定は大きく変わった。
「劇場にもスタジオにも行けなくなり、時間がたっぷり出来たので、今、日本のバレエの強さ、魅力とはなんだろうと考えています。その一つは、多様性かもしれません。新国立劇場バレエ団にしても、東京バレエ団にしても、イギリス、ドイツ、フランス、ロシアと、驚くほど色々な国で学び踊ってきた日本人ダンサーが集まっています。他の国のバレエ団にはない特色です。いずれ日本のバレエを海外に紹介する仕事もしたいですね」(20/5/30 文春)

山本康介作品評 舞台の謎

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英国バレエの世界 / 世界文化社 【本】
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元英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団のファーストソリストで演出家・振付家の山本康介が、自身の経験や日本で行われている指導方法への指摘、歴史や名作の魅力などを紹介する「英国バレエの世界」(世界文化社)=写真=を出版した。
小学校低学年の頃にバレエを始めた山本は今治市の「美佳バレエスクール」で山口美佳に師事し、1996年に名古屋世界バレエ&モダンダンスコンクールで審査員特別賞のニジンスキー賞を受賞。98年に英国ロイヤル・バレエ・スクールに入学し首席卒業すると、2000年にバーミンガム・ロイヤル・バレエ団に入団、05年にファーストソリストに昇格した。
10年に退団し帰国。現在は東京を中心に指導だけでなく解説者としても活動する。愛媛ジュニアバレエ連盟の会長も務め、ふるさとでの後進の育成も行っている。
山本は「バレエに精通していない人や子どもたち、指導者にも、歴史的な根底を知ってもらい、正しい認識を広めたい気持ちが芽生えていった」と今回の出版への思いを話した。
初の著書となった「英国―」では、自身がこれまで歩んできた道や現在の仕事を紹介。日本では「アカデミックなトレーニングの場がいまだにない」とし、コンクールを目的にした高度なテクニックを優先する「いささかゆがんだ指導」が多いと指摘。
具体的なアドバイスを交えながら長期的な視座での育成や検定機関の活用を勧める。
バレエの歴史を丁寧にひもとき、名作の見どころを解説。バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の仲間との対談など盛りだくさんの一冊となっている。書籍中のQRコードをスマートフォンやタブレット端末で読み込むと、レッスン動画を見ることもできる。(20/4/20 愛媛新聞)

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